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11.どうやら世の中は変わっていない

2012年01月17日 21:21

自作アプリのDL数は伸びなかった。

アプリのリリース前は、アプリを出すと何か変わるんじゃないかと思っていた。
数日世の中を観測した結論は、「どうやら世の中は変わっていない」というものだった。

有料と無料とで、アップストアのDL数に大きな壁がある。そんな話を事前に聞いてはいたけれど、僕はそれを身をもって知ることになった。

僕のアプリはApp Storeで設定できる最低価格の115円だった。
伊砂さんは、過去に何作もほかのサークルの仕事を請け負っていた、実力派の絵師さんだった。
でもDL数は伸びなかった。
最初だけ数十件のDL、そしてすぐに一日一桁の日々が続き、まもなくそれすらも途切れた。

僕自身は当初、千件のDLを目標にしていた。Apple社の取り分は30%なので、千件DLされれば手取りが約7万円。
開発用に買ったMacの費用や絵師さんへの報酬、Appleへの開発者登録費用、参考に買い集めた書籍代、そういったもの全てを足した数字はもちろん7万円を超えていたけれど、まあそれでも千件DLされればカッコはつくかと思っていた。

けれど、7万円というその目標の半分にも届かなかった。

 * * * * * * *

何かをしなければいけない。

焦り始めた僕は、まずは無料のLite版を出す準備をすることにした。
Lite版、というのはApp Storeによくある用語で、つまり機能を限定的にした試用版だ。ビジュアルノベルの場合であれば、途中までが収録されている体験版と同義語だと思う。

買い手にとっては例え缶ジュース一本分の値段であっても無駄にしたくないと思うのは自然だ。立ち読みもさせないで本を買ってもらえるわけもない。そう考えて、Lite版の作業に取り組んだ。

次に、内容のブラッシュアップも考えることにした。
そのためには誰かに内容をレビューしてもらうのが一番だと考えた。

ちなみに前回書いたように、僕は殆どの人から感想がもらえなかった。
また、リアルでの知人には作品を作っていることを教えなかったので、面と向かってレビューをお願いすることもできなかった。

そこで僕は、久住女中本舗の道玄斎さんにレビューをお願いすることにした。
久住女中本舗の道玄斎さんは、PCのフリー作品を中心に数百というビジュアルノベルを読んでサイトにレビューをアップしている人だった。
僕は定期的にサイトを訪れていたが、毎回記事をこっそり読むだけだったから道玄斎さんの方は僕のことなど知る由もない。

唐突なお願いですが、当方の作品をぜひ読んで頂けないでしょうか。
こんな文章のメールを出した。この頃になると僕は、「当たって砕けろ」型のメールを書くのに慣れていた。

幸運なことに僕は幾つかのアドバイスを貰うことが出来、その幾つかは演出上の修正点として作品に反映させた。
今のバージョンが1.1になっているのは、この修正が理由だ。

 * * * * * * *

ビジュアルノベルを読み、レビューのために何度か見直し、指摘点を文章にする。おそらくプレイ時間の3倍以上はかかる作業だと思う。そして、僕の作品の想定読了時間は2~2時間半くらい。
道玄斎さんはどれだけの時間を、見ず知らずの僕のために使ってくれたのだろう。

僕は、それに対して直接恩返しが出来ていない。

だからせめてその代り――というのはおかしな表現だ、決して代わりになどならないけれど――僕は道玄斎さんのサイトで知った作品をプレイした際は、作者さんに感想を送るようにしている。


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