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12.ビジュアルノベルは「ノベル」

2012年01月18日 21:42

さて、自作アプリのDL数を増やすための第1がLite版の作成で第2が内容の修正とするなら、僕には第3の策もあった。厳密に言えば、策というより夢だった。

それは英語版アプリのリリースだった。

英語版で海外配信。

それは、僕にとってビジュアルノベル作成の切っ掛けとなった作品Seleneに海外でレビューがついている、と聞いてからの漠然とした夢だった。

海外配信のやり方自体は、難しくない。App Storeの配信は当時から70か国を超えていた(と思う)から、日本語のままでも作品を海外配信していたと言える。

とはいえ、ビジュアルノベルは「ノベル」である。
文章を理解してもらえないことにはしょうがない。そのためには英語の方がいいだろうと思ったわけだ。

ただ一つの、但し最大の問題はどうやって英語に訳すかだった。

僕が書いていたノベル原作は12万字。ビジュアルノベル化にあたって随分と文字数を減らしたけれど、それでも8万字は超えていた。ネットの翻訳業者の価格は様々だったが、一般文書でも一文字あたり10円程度。小説のような「特殊文書」だとその数倍だった。
とても思いつきで頼める額じゃない。

小説ならここで、「あなたの作品に感動しました。私に英訳させてくれませんか」と見知らぬ人からメールが来るところだけれど、もちろんそれを期待するわけにはいかない。

困った。
そう、確かに僕は困った。

ただ、困りつつも僕が少し楽観的になれたのは、「自分は過去にもっと困ったことを経験済だった」という意味不明な自信があったからだろう(ちなみに「もっと困ったこと」とは、X-codeのビルトだったりする)。

そんな中、見つけたのがAnchor Englishのサイトだった。
日本語から英語への「英訳」は高くても、英語から上手な英語へのブラッシュアップは比較的安い。
Anchor Englishのサイトを見ていてその事実に気付いた僕は、道が開けた気がした。

自分で訳して、直してもらえばいいんだ。

早速その日から僕は、英辞郎のサイトをフル活用して自作の冒頭部分の英訳を始めた。
ちなみに僕は小説の英訳など、したことはない。帰国子女でもない。
フレーズを区切っては英辞郎で調べ、一番似ている文章を転用する。そんな作業の繰り返しだった。

 * * * * * * *

今振り返ると、自分がビジュアルノベル制作でやってきたことの中でも、この自前の英訳作業は相当無鉄砲なアクションだったと思う。
でも当時は、無鉄砲などとは思わなかった。

お金が足りないので自分でやろうとした。それだけだった。


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