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1.切っ掛けは自己啓発書だった

2012年01月02日 23:32

切っ掛けは自己啓発書だった。

2008年9月の週末、僕はいつものようにビジネス書を読んでいた。
勝間和代の「効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法」(ダイヤモンド社)とデイル・ドーテンの「仕事は楽しいかね?」(きこ出版)の2冊だ。

小説であれ、自己啓発本であれ、読んでいる内容が自分に「刺さる」ことがある。
「新・知的生産術」の方で刺さった個所は、ブログ制作の効用に触れた部分だった。

"ブログは人によってはグーテンベルグ以来の大発明の一つという人もいる"
"ブログは自分メディアのアウトプットの場であり、極端にいうと自費出版に近い場所"
"いいブログでしたら声をかけられると思いますので、出版にチャレンジしてみてください"

それまで自分のホームページはおろかブログもmixiもやったことのない僕だったけれど、「ネット上の活動」をやってみたいという思いは漠然としてあった。

もうちょっと言えば、このまま時代に取り残されてしまうんじゃないかという焦りがあった。
当時の自分が勝手に考えた「デジタルネイティブのレベルチェック」はこんな感じだった。

1.googleやyahooなどのウェブメールアドレスを持っている。
2.mixiに参加している。
3.自分のブログを持っている。
4.youtubeに動画をアップロードしたことがある。
5.ホームページを運営している。

1が初級者で、下に行けばいくほど上級者という定義だ。5より上は想定もしていなかった。
そして当時の僕は、1~5の全部が当てはまらなかった。

このままじゃいけない気がする。絶対まずい気がする。
そんなことを考えていた中で出会ったこの本に、僕はぐっと背中を押された。

そしてもう一冊の「仕事は楽しいかね?」は、よりストレートだった。内容が「刺さる」というより何度も串刺しにされた。

"仕事は楽しいかね?"
この問いかけにまずやられた。

そして畳み掛けてくる言葉の数々。
"試してみることに失敗はない"
"遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る"
"必要は発明の母かもしれない。だけど、偶然は発明の父なんだ"

この2冊を同時期に読んでおきながらブログを始めないなんてどうかしてる。
そうだ、ブログを書くんだ。

そのぐらいの勢いで、前のめってブログを開設したのは2008年の9月15日だった。

 * * * * * * *

当時ブログを始めるにあたって、幾つか自分の中で決め事をした。

1.実名は出さない。実生活が特定できる内容は基本的に記載しない。
2.悪口や愚痴は書かない。
3.更新頻度を高くする。

何を書くかまでは最後まで迷っていた。

日々更新がしやすいのは日記だと分かっていたけれど、自分が特定されるのはプラスにならない気がした。
炎上したらどうしようなんて、取り越し苦労で心配してた。

読んだ本のレビュー・ブログも検討してみた。もう少し自分に自信があったら、書評ブログにしていたろうと思う。けれど、上にあげた決め事の2と3のどちらも満たせる気がしなかった。

というわけで数日考えた後、結局僕は、以前書いた処女小説を分割アップすることにした。十万字を超える文章がストックとしてある、というのはブログ初心者の自分には魅力的だったからだ。

ついでに言えば「実名は出さず匿名」、というのは小説公開の場合むしろ好都合だった。

僕はリアルでの知り合いに自分の書いた小説を見せたことがない。今でも、僕が小説を書いていることを知る友人はいない、と思う。読者はいつも自分だけであり、自分が面白いと思えるものを書こうとしてきた。

当時の僕の思考経路はこんな感じだった。

自分の好きな小説をブログに載せる。
→ 「こういう話を読みたかった!」という読者がついて、感想がもらえる(はずだ)。
→ 話題となり出版社の編集者の目に留まって、書籍化の話が来る(かもしれない!)。

だから、ハンドルネームは「同志を待つ」にした。
英語名まで考えた。「waitingforyouguys」だ。

3年3か月と16日経って振り返ると、何とセンスのない名前だろうと思う。最近は「どうしまつ」「doshima2」と名乗ることも増えたけれど、こちらの方がまだハンドルネームらしい。

でも、だからこそ、僕は「同志を待つ」というハンドルネームを名乗るたび、当時の高揚と不安が入り混じった気持ちを今でも思い出す。

今日からブログを始めます。
自分が好きな物語が、あなたにとっても好きなものになれば嬉しいです。


2008年9月15日21時39分、僕は人生最初のブログの記事にそう書いた。


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