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どうやらおとなは中三かららしい

2012年01月10日 22:30

読書のジャンルは雑食の自分ですが、中でも好きなジャンルの一つが「児童文学」です。
お気に入りを挙げていくと「トムは真夜中の庭で」や「クローディアの秘密」などの外国人作家の著作が並ぶのですが、その中で例外的に作家買いするのが岡田淳です。
岡田さんの本は、本当にどれも面白いです。

なので今回は岡田淳さんの本のレビュー
ではなくて、偕成社ウェブサイトでの岡田さんのエッセイの話です。

僕は岡田淳さんの書籍を検索していて、偕成社のウェブサイトにたどり着きました。そしてエッセイの連載をしていることを知ったのです。
以後、むさぼるようにウェブ連載を読んでます。

岡田さんが作家になった切っ掛けや、物事のとらえ方、さらに言えば「人としてのたたずまい」まで。
どの回も滋味溢れる文章です。

"考えるに年齢観というものは、自分の歳、自分達の年代を境に、がくんと色合いを変えるのではあるまいか。ボーダーラインが自分の年齢と共にあがっていく。中学生の頃、上級生がとてもおとなに見えたのに、自分がその年齢になると、たいしたものになったと思えんということがあった。中一のときは中二がおとなと思っていたが、中二になるとどうやらおとなは中三かららしいと思ったりしたものだ。"

ああ、そうだよな。自分もそうだった。
僕はそう思いながらも同時に、「どうやらおとなは中三かららしい」という書きぶりに可笑しみを感じて、つい頬が緩みます。

可笑しみ、といえば別の個所ではこんな文章もあります。

"いちばん多く貸出されたのは『女海賊の島』。タイトルがいかに大事かということがよくわかる。借りたのは圧倒的に男の子。男の子たちは何を考えてこの本を手にとったのだろう。うーむ。わかるような気もするが。"

これは小学校の図書室の話です。
ちなみに「女海賊の島」は、岡田さんの作品ではありません。このタイトルで作者がわかる人は児童小説ファンですね!

岡田淳エッセイ「図工準備室の窓から」は、既に33回を数えボリュームもたっぷりです。
ファンにとっても、作品を読んだことがない人にもお勧めです。

そして、岡田さんの作品を手に取る人が一人でも増えることを願ってます。



追記) 僕は「もぐらくん」シリーズの作者ズデネック・ミレルが昨年亡くなったことも、偕成社のウェブサイトで知りました。これも大好きなシリーズでした。
ズデネック・ミレルさんのご冥福をお祈りするとともに、お別れ会のレターを掲載してくれた偕成社に感謝します。


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